【松井奏主演 ミュージカル「アンコール!」あらすじ(備忘録)】

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自分用の備忘録として、ミュージカル「アンコール!」の覚えておきたいセリフ、歌詞など、あらすじに沿って書き起こしてみました。

 

ニュアンスな部分もあるので悪しからず🙏

なお、自力で思い出せなかった部分については、仕事人なオタクの皆さんのレポを参考にさせていただきました!(いつもありがとうございます…!!)

 

5年先、10年先、奏くんが今よりもっともっと大きな舞台に立つようになったとき、これを読んで、懐かしいなぁ!奏くんを好きでいて良かったなぁ!って思える日のために書きました。

つたない文章ですが、もし読んでくださる方がいたら、その思いが共有できますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミュージカル「アンコール!」

2022.10.14-10.28 草月ホール(東京)

2022.11.1-11.3 TTホール(大阪)

 

 

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M1:The birth of trinity

舞台は、大人気スターカミトのワールドツアー最終日。歓声に包まれ、ステージに立つカミト。

 

「夏から始まったワールドツアーも、次の曲をもって終わりだ。最後に何を歌おうか考えたけれど、やっぱりこれしかないよな。3年前、カミトがこの世に誕生したきっかけ。俺のデビュー曲。聞いてくれ。『The birth of trinity』」

 

 

『The birth of trinity』

果てしない暗闇から生まれた

The birth of trinity

お前が抱える痛み怒り悲しみ

全て受け止めてみせる

 

You and I and my soul

今始まる trinity (wow)

 

Birth myself 俺の魂に刻まれた

定めさえも音に変え祈る

Birth yourself 俺の耳に刻みつける

矛盾だらけの街で叫べ

The birth of trinity

 

 

歌い終わると、暗転の中、右手を掲げてステージを後にしたカミト。鳴り止まないアンコールの中、再びステージへ。

 

 

 

「アンコールありがとう!なんか、ついにここまで来たんだって感じだよね。こうしてみんなの顔を1人ひとり見ていると、なんだか不思議な気分だ…」ぼんやりと静かに客席を見渡すカミト。

 

 

「じゃ!アンコールに応えてこの曲を」

気を取りなおしてアンコール曲のイントロを踊り始める。しかし、なぜか声が出ない…。

 

「歌おうとすると、声が…俺の声が…!!」

 

 

 

 

M2:カミト is lost

「もう一度歌えと 手拍子が続く」

「歌えないのはなぜ」

「失ったものは何」

「探しているものは何」

「本当にそんな意味なのか アンコール!」

 

見えない何かに追われ、逃げ惑うカミト。

「この俺が…歌えないなんて……!」

 

 

 

 

M3:ジョージ's rock' n' roll

場面は変わってジョージ芸能事務所のオフィス。

歌えなくなってしまったカミトの対応に追われるジョージ社長やマネージャーのユウト、アミ。

 

「だから歌えるって言ってんだろ?」苛立ちを隠せないカミトに、「いいえ、ツアー最終日からワンフレーズも歌えてません」と突き放すユウト。

 

「ユウト、お前何様?単なるマネージャーのくせに、俺によくそんな口が利けるな!?」

「じゃあここで歌ってみてください。ここじゃ気伸びしないというのなら、スタジオご用意しましょうか?」張り合う2人。

 

ワールドツアーを台無しにしたにもかかわらず反省の色を見せないカミトに、ジョージ社長も思わず嘆く。「見てよこの態度!太々しいよねぇー!!カリスマアーティスト様はさー!!!」

「歌っていうのはさ、こう、"天からの啓示" みたいなもので」軽口を叩くカミトだったが、「黙らっしゃ〜い!!!」とついにジョージ社長の堪忍袋の尾が切れる。

 

エアなギターをかき鳴らして歌うジョージ。

「もう一度聴かせてくれ お前の soul & soul」

「歌え〜叫べ〜世界を救え〜!!」

「歌えないって〜ホントかよぉ?」

 

 

 

 

M4:月光町音頭 其の一

人目を避けるため、東京から離れた小さな田舎町「月光町」に身を潜めることになったカミトとユウト。治療のための足を運んだ診療所では、町医者と町の人々、そして臨床心理士のユナが2人を歓迎する。

 

 

『月光町音頭』

月の光がこの町照らしゃ

たぬきが歌い きつねが踊る

カエルも一緒にゲコゲコ

月光町 絶好調

よいさのそれよっと

 

 

「何この歌?笑 これを歌うときは俺が歌手として終わったときだな」

ユナに歌詞カードを渡されるもの「はぁ!?歌うわけねぇだろ!」と拒絶するカミト。

事情を知らずに「初めてだと緊張しますよね!」「でも大丈夫ですよ!」と声をかける町人たちのことも、「一緒にしないでくれ!」と追い払ってしまう。

 

 

 

カミトの病名は

「カリスマ敏感性パンナコッタどんなもんだ病」

世界的アーティストが何千年に一度、何万人に1人罹る奇病。

 

 

治療のため手鏡を渡し、「まずは自分のことをよく見てください」と促す医師。

 

「(自分の顔なんて)毎日毎日嫌ってほど見てるよ!!先生だって俺のことよく知ってるでしょ?雑誌やTVだけじゃなく、駅のポスターだってあるし。分刻みのスケジュールで取材があって、大体自分の写真はチェックしてる。現場にはヘアメイクもいて、それにこのマネージャーだって!!」口早に捲し立てるカミト。

「こんな変装までさせられて…!」

「大体さぁ、歌えなきゃいけないの?あ、そうだ俺デザイナーになろっかな〜。衣装だって俺のアイディアだろ?」と、今度は自暴自棄に。

 

それを見ていたユナは、カミトにアイドルをプロデュースをしてみては、と提案する。他者を通して自分を見つめる治療法だ。

「さすがに荷が重いですか?でもあなたには才能がおありなのでしょう?」とのユナの問いかけに、勢いよく詰め寄るカミト。「世界六ヵ国をワールドツアーで回った俺に?あ?才能があるだと?おい、ユウト、帰るぞ!ここはヤブ医者だ!!」

 

 

 

 

M5:ユウトのYou taught me how to produce

場面は変わって月光町の「カフェムンライ(Moon light)」。店長のシンと妹のソラが2人で営む小さな喫茶店

 

席に着き「ミネラルウォーター氷少なめで」無愛想に注文するカミト。

しかし何度呼びかけてもカミトの注文は通らない。

「ねえ聞こえてる?注文してるんですけど!」 

 

そこに現れるマネージャーのユウト。

「カミトさーん。注文しても出て来ませんよ。だってあなた、ここのアルバイトなんですから」

 

 

そう、カミトはユウトの高校の先輩であるシンのツテで、ここ「カフェムンライ」に時給840円のアルバイトとして匿ってもらっていたのだった。

 

 

 

「スターのカミトが目の前にいる!」と興奮を隠せないシンの妹のソラ。

 

シン「こんな奴のどこがいいんだ!顔か!?」

ソラ「顔もだけど〜!でもやっぱり〜…」

ユウト「歌!ですよね!!」

 

カミトの歌を諦めきれないユウトは、カミトにもう一度アイドルプロデュースを提案する。それこそが、カミトが声を取り戻す唯一の方法だと。

 

「聞いてくださいユウトの How to produce!」

「原因不明のその病気 世間的には失踪劇 2つの問題同時に解決 カミトのアイドルプロデュース!」

「来月祭りでデビューする カミトのアイドルプロデュース!」

 

ユウトに押され、半ば強引にアイドルをプロデュースすることになったカミト。デビュー日は来月開催される月光町の祭りの日。

 

 

 

 

 

M6:アミ is crazy in idol

アイドルグループのメンバー1人目はシンの妹のソラ。そして2人目は診療所の臨床心理士・ユナに決まる。

 

2人の指導にあたるカミト。ダンスと歌の手本を見せるが、歌の指導でやはり声が出ない。

カミト「歌は……おいユウト、お前なんかワンフレ歌って?」

ユウト「嫌ですよ!」

カミト「俺が絶世の歌声を取り戻すためだろ?歌えよ」

 

カミトの指導も虚しく、まったく踊れない、歌えないソラとユナに、「無理だろ!」「そもそも2人とも真面目にやってなかったよね?」と投げ出すカミト。

様子を見兼ねたマネージャーのアミが名乗り出て、ソラとユナはアミの元で個人練習をすることに。ついに部屋を出て行ってしまうカミト。

 

 

 

カミトがいなくなると、「性格悪すぎ!」「カミトじゃなかったらこっちがキレてた!」と愚痴をこぼすソラとユナ。すると…黙っていたアミが急に英語で怒り出した!

 

「カミト舐めんなーー!!!!!」

実はカミトの熱烈なファンだったアミ。

 

「半年前に出会ったの」

「私の心は色づいた」

「愛の力で日本語マスター この国へ来て私は事務所を探し出し 今はカミトのマネージャー」

「Oh My Lord」

「神の名はカミト」

 

カミトのために日本語を学び、来日したというアミ。その話はユウトの耳にも入ってしまったものの「あなたは役に立ちそうだ」となんとかクビを免れる。カミトの熱狂的なファンだと知り、一時は難色を示した社長も、結局「その情熱は良し」とアミを気に入り、アミもカミトプロデュースのアイドルグループのメンバーに加わることに。

 

こうしてソラ、ユナ、アミの3人組で結成したアイドルグループ。

グループ名はカミトが命名

その名も「トライアングル」

 

 

 

 

M7:ソラ wanna go to the city

カフェムンライ。ダンスの自主練をするソラと、それを見守る兄のシン。

「どうしてアイドルになりたいんだ?」というシンの問いかけに、「お兄ちゃんには関係ない!」と、強く当たってしまうソラ。兄のシンに諭され、ずっと心に秘めていた「東京に行きたい」という思いを告げる。

 

そんな2人の姿を見て、「誰かのために歌を歌ったことがあったっけ?」と胸を打たれるカミト。

 

本当の思いを告げたことで、自分が兄シンを悲しませてしまったのではないかと涙を流すソラにカミトは、「俺、お前のお兄さんあんまり好きじゃないけど、そんなに分からない人じゃないと思うよ?」「ソラにそんなに熱い思いがあるなら、夢が叶わなきゃ嘘だ!」「……ま、俺みたいに才能はないかもしれないけど」とカミトらしく激励する。

 

 

 

カミトが顔をあげると、物陰からこちらを見つめるユナの姿が。いつもと違う様子が気になり、カミトはユナの後をつける。

 

 

 

 

M8:ユナ's unfinished report

「発症から…日経過……接触して…週間…被験者が他人に思いやりを持った一面を見せる……」カミトの病状を事細かにPCに打ち込むユナ。

「何書いてるの?」カミトが背後から声をかけると慌ててPCを閉じる。「カ、カミトさん…!」

 

「あー…論文ってやつ?やっぱりアイドルなんて最初から興味なかったんだ?笑」問いかけるカミト。

 

「そうよ、アイドルなんて最初から興味なかったわ!」ユナは続ける。「アイドルになりたいフリをしてあなたのことをもっと観察していたかったけど、こんなに早く知られてしまうなんてね。あなたをモルモットのように観察して書いたこの論文を破棄しろと言うんでしょ?そのときは週刊誌にあなたの居場所を知らせるまでよ」

 

一方のカミトは余裕そうに笑いながら続ける。

「別に書けばいいじゃん。書くって言ってもどうせ匿名だろ?」「他人に観察されるのって慣れてるっていうか」「それに、歌うことは好きでしょ?じゃあ続けてよ」

 

意外な反応を見せるカミトに驚くユナ。「プロデュースなんて興味なかったじゃない!?」答えるカミト。「このままじゃいけない気がしてさ!……あ、これも治療の効果じゃない?メモれば?」

 

次第に心を開いたユナは、過去の辛い思い出をカミトに打ち明ける。心を病んだ親友を失いかけたこと。そのために、臨床心理士として立派な存在にならなければならないこと。

いつも通り多くは語らず、ただ耳を傾けるだけのカミトに「本当に私のこと全然興味ないのね。まあ、そこが気楽だけど」とユナ。

ユナに優しく微笑みかけるカミト。「ま、トライアングルをよろしくってことで」

また明日、と笑顔で別れる2人。

 

 

 

 

M9:カミト's awakening

 

『カミト's awakening』

あの頃 前だけを見つめてた

後ろなど振り向かず

横にいる誰かさえ 気づかなかった

いつだって ひとりきりで闘っていた

ただ自分のためだけに

夢を叶えるためだけに 曲を創り 歌っていた

 

My awakening 感じたことのない 新しい何か

My awakening 感じたことのない 新しい力

 

自分が犯してきた間違い

でも やっとわかった

 

My awakening 感じたことのない 新しい何か

My awakening 暗闇をさまよっていた心に差し込む

Ray of light... My awakening is ray of light.

 

 

過去の自分と向き合い、再び歩き出す覚悟を決めたカミト。夜空に浮かぶ滝を見上げ、「月光町、か」とそっと微笑む。

 

 

 

 

M10A:ト・ト・ト・ト・トライアングル

M10B:The evolution of トライアングル

練習の成果もあり、全体的にはまとまってきてはいるものの、やはり「何か」が足りないトライアングル。思わずカミトも、「誰かの洋服を着せられてるみたいだ!」「もっと自分たちの良さを出さないと!」と。

 

「ソラ、ユウトから聞いたぞ?お前俺のファンなんだってな?その想い、俺にぶつけてみろ!」

「ユナ、救えなかった友達。ユナがその友達のために今できることは?」

「ソラ、お兄さんに本当の気持ちを伝えたときのこと、思い出して」

それぞれの思いを歌にぶつける3人。

 

「トライアングルはただのアイドルじゃない。パワフルでソウルフルなディーヴァたちだ!」

 

 

 

 

M11:月光町音頭其の二

いよいよ迎えた祭り当日。町人たちが踊る月光町音頭を、以前とは違った、あたたかな眼差しで見つめるカミト。嬉しそうに、でも少しだけ照れ臭そうに「相変わらずダッサい曲!こんなの歌うやつの気がしれないや」とつぶやく。

 

そこへ、ユウトが大慌てで現れる。「おおユウトどうした!そろそろトライアングルの出番だろ?俺もステージの前から見ようと思ってるんだけど!」

 

カミトはユウトから、アミの衣装が壊れてしまうトラブルが発生したという報告を受ける。

このままではステージに立つことはできない…

 

 

客席は、トライアングルの登場を心待ちにしている。鳴り止まない「トライアングルコール」。

 

 

そして、その「トライアングルコール」は徐々に、あの日ワールドツアーで聴いた「アンコール」に変わってカミトの耳へ届く…

 

 

 

 

M12:You taught me so important thing

あの日のアンコールを思い出し、苦しむカミト。

「うるさい…やめろ……うるさい!!!!」

逃げ出すカミトをユウトは追いかける。

 

カミトは震えながら話し出す。

「最初からうまくいくはずなかったんだ…!」

詰め寄るユウト。

「逃げ出すんですか?」

 

「そもそも俺…」

「最初からやりたくなかったから?」

「違う!!」

 

カミトは、自分が歌えなくなってしまった本当の理由をユウトに打ち明ける。

「ずっと自分だけのために歌ってきたんだ。ワールドツアーで自分に満足してしまった俺は、次に何を歌えばいいか分からなくなってしまったんだ。最初から、求められる歌なんて歌ってなかったんだよ。トライアングルのメンバーにも偉そうなこと言ったけど、俺こそ力のない、身勝手で、最低な奴なんだ…」

 

「そんなことないです!僕は知ってます!」

ユウトは、カミトと初めて出会った日のことを振り返る。町中でたった1人、自分だけのために歌を歌ってくれた、まだ名もなき頃のカミトの話。

 

「たとえ何が起ころうと あなたの歌を信じてる」

「僕はもらった 生きていく勇気を」

 

「思い出した。あのときのあれ、お前だったんだ」

知られざるユウトの思いに触れ、誰かのために歌を歌っていたことを思い出したカミト。

 

 

「僕がなんとかします!カミトさんの、大切な、大切なアイドルなので!」トライアングルのピンチを救うべく、ユウトは再び会場へ急ぐ。

 

 

 

 

M13:月光町音頭其の三(arranged by カミト)

アミの衣装が直るまで、なんとか場を繋げようと考えるユウト。ダンサーはトライアングルの1曲しか踊れない。楽器隊が演奏できるのは月光町音頭だけ…仕方ない、月光町音頭でいこう。

 

意を決してステージに上がるユウト。

「……月の光が…この町照らしゃ…うさぎ……えーーっと………」

うまく歌詞が出てこない。

「うさぎじゃなくてたぬきだよ!たぬきー!」「私たちはアイドルが見たいんだよ!」「もう帰ろう?」客席は大ブーイング。

 

 

 

もうダメだ…そう思ったその時

 

 

 

 

 

 

 

 

どこからか月光町音頭が!

現れたのはカミト!

 

「違うなぁ〜ユウト。このカミトがプロデュースしたアイドルが登場するんだぜ?前座だろうが、もっと派手にいくしかないだろ!『月光町音頭 arranged by カミト』」

 

 

ステージの上で堂々とパフォーマンスするカミト。会場も大盛り上がり!

 

 

拍手に包まれながら、カミトは話し始める。

「どうも、カミトです。しばらく姿を消してお騒がせしてたんですけど、実はここ、月光町にいました。最初は僕、この町が嫌いで。なんというか、プライバシーにずけずけと踏み込んでくる感じが…。でも、今はこの町が大好きです!ありがとう。」

 

「感謝の気持ちを込めて、僕がプロデュースしたアイドルを紹介します!アミ、ソラ、ユナ」1人ひとりの顔を見ながら、優しく呼びかけるカミト。

「彼女たちはトライアングル!」

 

トライアングルのステージは大成功!

カミトとユウトは視線を交わして微笑み合う。

 

 

 

 

M14:カミト sing for an encore

祭りが終わり、日常に戻る月光町。カフェムンライは、トライアングル効果で大繁盛。

 

ソラのもとを訪れたユナは、昔の親友から連絡があったことを報告する。

アミもマネージャー業に復帰。トライアングルでの経験を活かして、今後は女性アイドルグループのマネジメントをしていく予定だ。

 

 

 

そして今日はカミトの歌手として復帰の日。

「おかえりなさい、カミトさん」

ユウトはステージを見守る。

 

 

 

 

 

 

 

 

『カミト sing for an encore』

時に人は失う すべての希望を

時に人は思う すべてが終わったと

でも気づいた 幕が降りた時こそ

新たな始まりだと I sing for an encore

 

時に人は足掻く まだここにいたいと

時に人は求める 物語の続きを

そう気づいた 世界はこんなにも広く

俺は歌を愛してる I sing for an encore

 

アンコール!

精一杯の気持ちを この歌で届けたい

いつか再び会う日まで

アンコール!

共にいるこの瞬間は かけがえのない宝物

幸せ祈ってる

ありがとう アンコールを

素晴らしい アンコールを

 

 

 

 

M15:Re:Start 〜それぞれの旅立ち〜

 

『Re:Start 〜それぞれの旅立ち〜』

もう一度聞かせてくれよ お前の soul of soul

誰もが虜になるお前の soul of soul

歌え 叫べ 世界を救え

その声で

ジョージ's rock 'n' roll

 

もう一度会おうと 手拍子は続く

もう一度会おうと 呼ぶ声が始まる

もう一度会おうと そこにいるすべてが求める

 

Now is time to restart

ここからが新しい始まり

Re:start

 

手にした宝物胸に 自分の道を歩き出す

ぶつかり合い 理解し合い 影響し合って

出会いと別れを繰り返す It's just life

 

人生の旅に出よう

これからが新しい旅立ち

 

少し休んだら

また歩き始めればいい

それでいい

本当はどんな意味なのか

アンコール!

 

 

M16:Let's sing & dance together

『Let's sing & dance together』

La la la... 歌おう 踊ろう 今

手を取り合い 思いを重ねよう

Let's sing & dance together

 

同じ時間過ごした僕ら

同じ世界旅した僕ら

あなたがいてくれたから

あなたが望んでくれたから

 

同じ時間過ごした僕ら

同じ痛み抱えた僕ら

あなたがいてくれるから

あなたが望んでくれるから

 

Let's sing & dance together

Let's sing & dance together

夢を見よう 明日を待とう

Let's sing & dance together

Let's sing & dance together

終わらない今を生きてゆこう

 

La la la... 歌おう 踊ろう 今

手を取り合い 思いを重ねよう

Let's sing & dance together

 

同じ時間過ごした僕ら

同じ世界旅した僕ら

あなたがいてくれたから

あなたが望んでくれたから

 

同じ時間過ごした僕ら

同じ痛み抱えた僕ら

あなたがいてくれるから

あなたが望んでくれるから

 

Dancing together

Dancing together

夢を見よう 明日を待とう

Dancing together

Dancing together

終わらない今を生きてゆこう

(Let's dance!)

 

La la la... 歌おう 踊ろう 今

手を取り合い 思いを重ねよう

Let's sing & dance together

 

夢のような時間を

ずっと一緒につくれると

信じて生きてきた

嘘のような奇跡を

舞台でなら生きれると

まだ諦められない

 

La la la... 歌おう 踊ろう 今

手を取り合い 思いを重ねよう

Let's sing & dance together

 

 

 

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【松井奏主演 ミュージカル「アンコール!」感想】

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【松井奏主演 ミュージカル「アンコール!」考察】 - Make each day one’s masterpiece

 

 

続いては「アンコール!」の「感想」を!

 

「考察」でとことん作品と向き合った分、感想はもうオタクダダ漏れになってしまいました…(恥) 

まずはカミトという役について、そして座長としての奏くんの姿、そして最後にちょこっと別のお話をしたいと思います!

 

 

超俺様 気まぐれわがまま大スター

いやこんな「オタクの妄想?」みたいな役を、奏くんが演じる破壊力よ(頭抱)

 

物語の始まりはカミトのワールドツアー最終日。「アーティスト役」ということでなんとなく察してはいたけど、冒頭から奏くん、めちゃくちゃ歌うしめちゃくちゃ踊る。

 

初日一発目で優勝を確信した。アイドルのオタクですもの。自担が歌って踊ればもうこっちのもの。

 

カミトの曲は奏くんにも似合う振り付けが多くて(腰をゆるく回す感じとか、人差し指を天に掲げるのとか)、舞台上には確かにカミトがいるんだけど、カミトのターン(回転)にはジャニーズイズムがあるし、マイクの持ち方なんてもう奏くんでしかなくて(奏くんがいつもやってる、あの人差し指をピーンッてした握り方ね!)

カミトの中にある奏くんを感じてすごくときめいた。

 

そんなカミト、絵に描いたような一匹狼タイプのカリスマアーティストで。超俺様で気まぐれ、わがまま。上から目線で態度もデカい。

ワールドツアー以降の全スケジュールに影響が出ているにもかかわらず、せっかく色々動いてくれているマネージャーのユウトにも「は?お前何様?ただのマネージャーのくせに、俺によくそんな口が利けるな?」なんて言ってしまう始末(奏くんの「お前」呼び刺さるな…)

 

 

自担がソファにふんぞり返って、怒鳴ってキレ散らかしてクソデカ舌打ちをかますんですよ!?

 

 

狂わないわけがない…………

 

 

月光町に来てからもカミトはずっとイライラピリピリ。治療のために訪れた診療所では、町の女の子たちに馴れ馴れしくされて怒ったり、臨床心理士の女の子に気に入らないことを言われて楯突いてみたり。

この町の女の子たちが結構容赦なくて(笑)、最初はカミトの肩をポンポンッて軽く叩く程度だったのに、だんだん腕を撫で回したり、髪の毛ちょんちょん触ってみたり…笑(奏くん、他のアドリブはめちゃくちゃ笑うのに、このシーンだけは頑なに仏頂面貫いてて、なるほど?訓練されているな…?となった)(伝われ)

 

ちなみに月光町でのカミト、カラフルな柄シャツにカーキのパンツ、そして黒縁メガネの風貌なんだけど、どうしたことか靴下がゴリッゴリの水玉なのよ!!!!!!!もう途中から、カミトがどんなにオラオラしてても「でも君靴下水玉だもんね????(煽)」の感情になる。

カミト、憎めなくて可愛い!!!

可愛い!!!

 

……ん?待てよ。やっぱりそうですよね…?

カミト、めちゃくちゃ可愛い人だよね???

 

ソラに「きゃ〜カミトがこっち見た!」なんてチヤホヤされれば特大のドヤ顔をかまし、せっかくそばに座ったのに、距離を取るように離れるユナにはちょっと不満げなカミト。最初こそ超嫌なヤツだったけど、その素直になれない感じ、あれ?ちょっとキュンときてしまってる自分がいるではないか…???

 

こうして完全にカミトに沼った私。

可愛いと思ってしまったら最後。「英語苦手じゃないですか」って言われてちょっとむすっとするのも、コーヒーのミルがガッガッ…って毎回引っかかっちゃうその不器用さも、泣いてるソラの顔を覗き込もうとするも「見ないでよ!顔ぐしゃぐしゃなんだから!」って言われたら律儀に慌てて目を逸らすのも、歌の個人指導でまるで品定めするみたいに目を細めて色気ダダ漏れで吟味する姿も、手拍子がどんどん早くなってしまうそのリズム感も、ソラをからかって「んー?ん?」って首を傾げる仕草も…(以下略)もう、全部が愛おしく思える………

 

ちょっと不器用で意地っ張りなカミトだけど、本当は誰よりも夢を信じている人でもあって。

ミュージカル「アンコール!」、好きなセリフや歌詞はいっぱいあるけど、その中でもカミトが言う「夢が叶わなきゃ嘘だ!」ってセリフが大好きで。

夢は叶うもの。叶えるもの。そう信じてやまないカミトの思いに触れると、カミトがフィクションの物語の、現実には存在しないキャラクターだなんて到底思えなくて。

そんな風に感じさせてくれる奏くんのお芝居がすごい!って言うのももちろんあるし、ありきたりな表現になっちゃうのが悔やまれるけど、奏くんがカミトに命を吹き込んだんだなぁって。

 

カミトが少しずつ心をほどき、また再びステージに立ったとき、ステージの上でまっすぐ言う「ありがとう」が、まるでカミトと奏くんの2人の思いが完全に重なっているように聞こえるのは、奏くんとカミトが強い絆で結ばれてるからなんだろうなって思った。

 

 

 

座長としての奏くんの強さ、弱さ

今回初の外部舞台で初の座長を務めた奏くん。「怖かった」「自信がなかった」と話す奏くんの姿に、22歳の等身大の弱さ感じた。

 

最近特に思うんだけど、奏くん、ちょっとコケティッシュなキャラクターにうまく隠されてしまっているけど、実はすごく控えめで謙虚でな人で。キャリアもスキルも十分すぎるほどあるのに、当の本人には全然自信がなくて。そんなところが奏くんの魅力でもあると思うし、もどかしくも愛おしくもあって。

 

それでも、持ち前の愛らしさと人懐っこさで歳上の出演者の皆さんにはみんなから可愛がられてて、逆に同世代の出演者やアンサンブルの皆さんにはすごく面倒見のいいところを垣間見せたり。

奏くんは「みんなが座長にしてくれた!」って言ってて、それももちろんそうだとは思うけど、奏くんが座長だったから、きっと周りの人たちはそうしてくれたんだよ!って思った。

 

千穐楽の最後、「僕も、ここにいるみんなも、これからそれぞれ頑張ります!全員を応援してください!」と言った奏くんは、とっても立派な座長だったなぁと思う。

強く優しい奏くんの人間性が好きだし、その魅力は、周りの方々の心を動かほど大きな原動力になるんだなぁって気付かされた経験だった。

 

 

 

アイドルとして、IMPACTorsとしての奏くん

最後にちょこっと奏くんの話を!(まあずっと奏くんの話はしてたんですけど、そうではなくて!笑)

 

本編では「カミト」という役どころを、そして公演という大きな括りでは「座長」という大役を務めた奏くん。でももう1つ、奏くんが私たちに見せてくれたものがあったよね!

 

奏くんの職業はアイドルだけど、アイドルってすごくマルチな活動をするから、歌やダンスもするし、お芝居だってする。

でも、私たちは歌手を、ダンサーを、俳優を応援しているわけではなくて、アイドルの奏くんを応援しているわけで(これは決して、アイドルでなければ応援していないとか、そういう話ではないヨ)。

 

よく思い返してみると、奏くん、カテコの登場では毎回めちゃくちゃキュートなポーズをしてくれて、投げキスもするし、バーンって客席撃ち抜いたり、ハートをつくって飛ばしてくれたりもして。客席の反応にぷくぷく口を膨らませてリアクションしてみたり、袖からお顔だけ出して思わせぶりなことを言ってみたり。

奏くん、実はすっごくアイドルしてくれてたのよね!という。これはもしかしたら無意識なのかもしれないけど(いや無意識でやってたらそれはそれで困るけど!笑)、そうやって「みんなが好きなアイドルの奏くん」を見せてくれるのは奏くんの愛だよなぁって。

 

それと同じように奏くん、IMPACTorsの名前もすごく頻繁に出していて。インパクポーズもするし、口パクで「IMPACTorsでした〜!」って挨拶もしてて(厳密には奏くん一人で「IMPACTorsでした〜!」ってちょっと不思議な気もしちゃうんだけどね笑)、大千穐楽のカテコでも少し話してたけど、ずっとずっとグループを背負ってやってたなぁって。

 

以前雑誌で「無趣味だし何かに熱くなることもなかったけど、人生で1番熱くなったものがIMPACTorsだった」と話していた奏くん。

 

奏くんが人生を懸けたものが、これからもこうやっていろんな場所で芽吹き、育まれていくことを今から心待ちにしてます。

 

 

 

 

以上、少しまとまらない部分もありましたが、感想でした!奏くん、「アンコール!」の世界へ連れてってくれて、カミトに出会わせてくれてありがとう!かけがえのない思い出になりました!

奏くんのこの経験が、また新たな世界を切り拓いていくものになりますように。

【松井奏主演 ミュージカル「アンコール!」考察】

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ミュージカル「アンコール!」の大千穐楽から、早いもので3週間。

 

奏くんの記念すべき初主演ミュージカル。

初の外部舞台。初の座長。

ただただ楽しくて、幸せで、夢のような3週間でした。奏くん、改めて26公演、本当にお疲れ様でした💐

 

感想を綴ってしまったら、いよいよ本当に終わってしまうような気がして、「まだまだこの余韻の中に生きていたい…!」とついつい先延ばしにしていましたが、もうすでにあの日々が遥か昔のことのように思えてしまい…。記憶の新しいうちにしっかりと書き留めておかねば!と思い、筆を取りました。

 

 

 

まず1つ目の投稿は「アンコール!」の「考察」から。

90分というコンパクトな作品でありながら、本当いろんなことを考えさせてくれたミュージカル「アンコール!」。その中でも、今回観劇する中で、私が特に感じた2つのことを書きたいと思います。

 

 

 

「アンコール!」の世界に生きるカミトと「アンコール!」の舞台に立つ奏くん

まずは、カミトと奏くん、2人の人物について。

全然違う2人なのに、個人的には似ているところや重なるところがたくさんあるなぁと思っていて。

 

奏くん自身も、舞台が始まる前は「(カミトは自分と)結構真逆!ドキドキしてる!」と言ってたのに、終わった後は「カミト割と奏なんだけど(笑)」なんて言っていて。本人も演じていく中で、初めは自分と正反対だと思っていたカミトに、重なるところや、近いものを感じたのかな?なんて思った。

 

 

スターゆえの葛藤・苦悩

劇中で、スターとしての生活に嫌気が差したカミトが「(自分の顔なんて)毎日毎日嫌ってほど見てるよ!」「分刻みのスケジュールで取材があって」「こんな変装までさせられて」と言うセリフがあるんだけど、それがまるで現実の奏くんに重なって聞こえるような気がしてならなくて。

 

実際のことは何も知り得ないし、単なる想像でしかないけど、でもきっと、私たちが当たり前に送っている日常が、彼ら(カミトや奏くん)にとって当たり前でないことは確かで。

幼い頃からジャニーズとして活動をしてきた奏くんにとって、そんなカミトの葛藤や苦悩を直感的に理解して寄り添うことは、まったく難しいことではないんだろうなと思った。

 

でも、奏くんの活躍を見ていて、「不安そうだな」とか「辛いこともあるんだろうな」と思うことはほとんどなくて(時々、私の個人的な感情を重ねてしまうことはあるけど)。でもそれはきっと、奏くんがいつだってプロのアイドルだからで。そしてもし彼が、そういう不安や辛さを見せてくれることがあったとしても、それは「見せる」ためにコーティングされた「アイドルとしての一面」でしかなくて。

 

真髄に触れられないもどかしさを感じつつも、いつだって美しく在り続けてくれる奏くんがいて、それを直に感じることができるのは、もうそれだけで十分ファン冥利に尽きるよなぁなんて、カミトの苦悩や葛藤に触れながらぼんやり思ったりした。

 

奏くんが歩んできた道とカミトが歩んできた道がこの作品で1つになって、そしてまたそれぞれの道に分かれていくような、そんな自然なつながりを感じさせる2人だった。

 

 

 

カミトと奏くんの思いが重なり合った歌詞

物語本編のラスト、カミトが再びステージに立って歌う「カミト sing for an encore」。

大阪の大千穐楽、この歌詞は確かに、「アンコール!」の世界に生きるカミトと「アンコール!」の舞台に立つ奏くん、2人の思いが完全にリンクしていたと思う。

 

「時に人は足掻く まだここにいたいと」
「時に人は求める 物語の続きを」
「いつか再び会う日まで」
「共にいるこの瞬間は かけがえない宝物」

 

感極まるあまり声が震えてしまって、でも懸命に歌おうとする奏くんの姿を見て、ああきっと、「アンコール!」がついにその「終わり」を迎えようとしていることを、奏くんが誰よりも理解していているんだなぁって。奏くんが見せてくれたあの綺麗な大粒の涙が、このミュージカルへの思いの全てを物語っていたと思う。

 

「嘘のような奇跡を

舞台でなら生きれると

まだ諦められない」

 

"まだ諦められない"

思いの丈をぶつけるかのように、全身全霊を込めて歌う奏くんに、どうしても、カミトの言葉に重ねられた奏くんの思いを深読みせずにはいられなかった。

 

"嘘のような奇跡"

そんな奇跡が起きる未来を信じて。

 

 

 

 

 

カミトの心情の変化と音楽の伏線

続いては音楽の話を!

ミュージカル「アンコール!」、どの楽曲も一度聴いたらすぐに口ずさめてしまうような、そんなピュアな音楽がとっても魅力的だったんだけど、特に、ミュージシャンであるカミトの心情の変化を、音楽の要素から描いているのがすごく粋で。

まるで、音楽で物語の伏線を描いてるみたいだなぁなんて感じた。

 

 

ディーヴァたちの旋律

カミトの声が出なくなってしまったシーンで歌われる「カミト is lost」。

この曲の中でアミ・ユナ・ソラのダミー(厳密には彼女たちはまだ役として登場していない)がそれぞれ歌う旋律は、カミトを追い詰め、彼の歌声を奪ってしまう。

 

この旋律は、のちにカミトが彼女たち1人ひとりに歌の個人指導をするシーンで再び現れる。

カミトは歌の指導をしながら、アミ・ユナ・ソラ、3人が抱える問題に1つひとつ向き合い、彼女たちをそれぞれの苦しみから解放する。

こうして「自分らしさ」を手に入れた3人は、それぞれがこの旋律に思いを乗せ、素晴らしいハーモニーを生み出していく。

かつてカミトを追い詰め、苦しめた旋律が、今度はカミトが彼女たちを救う旋律として現れている。

 

さらに、カミトが彼女たち「トライアングル」のことを「ディーヴァ(女神)」と呼んだように、最終的にカミトは「トライアングル」、すなわち「この旋律を司るアミ・ユナ・ソラ」から再び歌う勇気をもらっている。つまり、かつてカミトから声を奪った旋律は、巡り巡って、再びカミトの歌声を取り戻す旋律として現れる。

 

こうやって多彩に変化しながら、カミトの心情の変化を描いたディーヴァたちの旋律。

音楽に生きるカミトの心情が、音楽によって描かれているところが、とても素敵な仕掛けだなぁと思った。

 

 

 

「アンコール」の意味

このミュージカルのタイトルでもあり、物語の中でも重要な意味を持つ「アンコール」。

 

カミトはワールドツアーの最終日、アンコールに応えるためにステージに上がるも、突然歌を歌うことができなくなってしまう。

 

その時のカミトにとって、この「アンコール」は、「もう一度歌え」という手拍子でしかなくて。

でも、ユウトやアミ・ユナ・ソラ、そして月光町の人たちと共に時間を過ごしていく中で、「ただ自分だけのために歌う歌」ではなく「誰かのために歌う歌」を歌うことを思い出し、次第にカミトにとって「アンコール」は「もう一度会おう」と「呼ぶ声」に変わっていく。

 

"本当にそんな意味なのか" 

絶望していたカミトが見つけた、「アンコール」の本当の意味。でもまだまだ "これからが新しい旅立ち"。

 

"本当はどんな意味なのか"

舞台は幕を閉じるけど、でも、物語は終わらない。

カミトはこれからもステージに立ち続け、その答えを探し続ける。

 

現実を生きる私たちと、「アンコール!」の世界を生きる彼ら。舞台が終わってしまったら、もう記憶の中でしか会うことはできないけど、彼らにはまだまだ旅の続きがあって、それと同じように、私たちの旅も続く。

 

本当は少し寂しいけど、

でもきっと "いつか再び会う日まで"

"ありがとう「アンコール!」"

 

 

 

 

 

 

 

【スノラボ 城ホ 10/1昼・横アリ 10/5・10/6 ②】

かなり間が空いてしまいましたが(というか怠惰が過ぎてめちゃくちゃ謎タイミングになってしまいましたが)、スノラボ大阪・横浜のMC以降のまとめを!

 

MC

10/1昼

みんながお話してる最中、岩本くんに向かって自分の顎をツンツンして合図する阿部くん。岩本くんの顎に何かついてたようで、最後には直接岩本くんの顎に触れてとってあげててめちゃくちゃ可愛かった。これこそ現場でしか見られない世界…(尊)

 

あと阿部くんが「今回のコンサートは(アリトロ、スタトロもあって)みんなとの距離が近いよね!」って話の中で、「こうやって皆さんの近くに行けるのは、皆さんの協力があるから。皆さんご協力ありがとうございます!」って言ってて。いつも通りの優しい阿部くんの言い方ではあったんだけど、ほんのちょっとだけ圧をかけているようにも。(まあ阿部くんも、クスクス笑ったりザワザワしたりする客席を見て嬉しそうに反応してたし、「牽制している」とまでは思わなかったけどね!)

阿部くんってネガティブなことにあまり目を向けないタイプというか、敢えて言うまででもない、みたいな人だなぁと思っていたけど、同時にすごくシビアな目を持っている人でもあって、そんな阿部くんの一面を感じた瞬間でもあった。

 

10/5

冒頭から「今日暑いね〜」「湿度やばくない?」って盛り上がるメンバーの端っこで、何度もマイクを近づけては話せずにいた阿部くん(たぶん天気の話だし、参加したそうな感じ…😶💭)。阿部くん、話し出そうとして、でも結局話せなくて…みたいなの結構ある人だなぁっていうのは、現場に行き始めて気づいたことの1つ(そしてそんな控えめなところがめちゃくちゃ愛おしかったりする)。

ようやくふっかさんと佐久間くんが「この雨いつまで続くの?」「セイコウトウテイ(←わかってない笑)とかなんとか?」って阿部くんにパスを出してくれて、「それは冬だからまだだよ!」って嬉しそうな阿部くん!笑 天気のお話ができて嬉しそうな阿部くん、めちゃくちゃ愛した……

 

 

Happy Birthday

初日パンッてすごい音が鳴って「お〜ん?Birthdayだからクラッカーか〜?」と思ったんだけど、まさかの誤爆だったようで!!

相変わらず阿部くんロックオンだったんだけど、隣の康二くんが床に転がってしまうくらいびっくりしてて、阿部くんが腰をかがめてヨシヨシしてたのが可愛かった。(と同時に、阿部くんはなぜそんな冷静なの!?とも。微動だにしてなかったぞ!相変わらず心臓強過ぎ!!)

 

ちなみに、お誕生日の人の名前がスクリーンに映し出されるという攻め攻め演出有り!(賛否両論ありそうだけど、平成みがあって私はちょっと好きだった笑)

 

 

This is LOVE

とにかくここからの3曲(This is LOVE→ボクとキミと→Secret Touch)の流れがめちゃくちゃ好き!100%"ザ・アイドル"な白衣装にキラキラの照明。本当に夢みたいな時間!!

 

各メンバーの後ろのモニターに、それぞれのキャラクターに合わせた場所が映し出されていて、阿部くんは本棚が置いてあるお部屋(図書館?書斎?)。

 

「L」「O」「V(ピースサイン)」「E」をお顔の横で作る振り付けが可愛い(ちなみに康二くんがこの「V」を動脈ピースにしてるらしいんだけど、阿部くんも1回だけ動脈ピースしてた!)

 

デビューコンの全公演で「この手を絶対に離さないでください!」と伝え続けてくれた阿部くん。そんな阿部くんのパートが「この手を離さない 誓うよ」なのが本当に素敵な偶然すぎて…!

阿部くんにぴったりの歌詞だなぁって。

「この手が離れないように末永くそばにいてください」と言ってくれた阿部くんの言葉の通り、時間の許す限り、いつまでも阿部くんのそばで応援できますように!!

 

 

ボクとキミと

大きく息を吸って、いっぱいいっぱい準備して、一音の狂いもなく歌い上げた阿部くんに胸がいっぱいだった!!阿部くんの"生"歌大好きだからもっともっと聴きたい……!

 

 

Secret Touch

センステで踊る阿部くん、照明に照らされてキラキラしてて、しかも白衣装!これぞ「国民的婚約者」阿部くんだった…!

 

 

キッタキッテナイ

なんと言っても、阿部くんの口から「元カレ」という単語を聴けるのがめちゃくちゃ癖…

「イチかバチかで」って少し高めの音程を歌う阿部くんも良き…

(あっ韻踏んじゃった……)

 

「ちょっとニヤついてるし」の嫌そうなお顔も最高!ホントにクセになる曲!!

そして言わずもがなダンスが最高!特に「Oh my god」の歌詞で頭を抱えながら膝立ちになるところが好きです!

 

ちなみにキッタキッテナイの後、暗転の中でトップスを全部脱いで、次のColor me live...の白いシャツを羽織る阿部くんが見れます(ゴクリ)

阿部くんの尊き背中…グループの中じゃ細身の方なのかもしれないけど、阿部くんってホントちゃんと成人男性の体しててしんどい…

 

 
Color me live...

スノープ(滑り台)の中腹に椅子が固定されていて、はじめはそこで座った状態で歌い、その後セット上→スノープを降りてセット下と移動。

 

360mのときもそうだったんだけど、阿部くんが歌い出しを担当してるの、何度聴いても嬉しくて嬉しくて。歌詞も幻想的で、一気にColor me live...の世界に引き込まれる。

 

ダンスナンバーで、心からダンスを楽しんでる阿部くんの姿を見れるのも嬉しい!白いシャツも布をたっぷり使ったデザインで、阿部くんが踊るたびにふわふわと揺れてとても綺麗。

 

この曲の中で1番好きなのが、1番最後、阿部くんパートの「僕だけの"Color"で」という歌詞。常日頃から、どうか阿部くんが阿部くんらしく、阿部くんがやりたいようにアイドルしてくれたらいいな!って思っていて、そんな阿部くんが、とってもいい表情で、輝く瞳で、「僕だけのカラーで」って歌うのを見て、変な言い方かもしれないけどすごく安心した気持ちになった。

阿部くんにしか出せない色ってすごくいっぱいあるよね!これからも色んな景色が見られるのを楽しみにしてるよー!!!

 

 

My Sweet Girl

外周曲!阿部くんの凄まじいファンサにひれ伏す時間。阿部くんのファンサ、もはや技術!!!

 

 

 

Tic Toc Toe

阿部くんは2番からの登場。バッチバチにキメた阿部くんが見られる最高の時間!!!!もう阿部くんのオスみがすごい!!そして阿部くんに思考を支配されてしまって!正直!全然!記憶がない…!!笑

 

「Jazzy な vibes, "S" な body line」のパート、阿部くんが宙に"S"を書くんだけど、その手つきがいやらしすぎて死んだ…

オラッオラの阿部くんって本当に堪りませんよね……世間に浸透してる「可愛い阿部ちゃん」があるこそのこのギャップ…阿部くんの手の上で一生転がされ続けたい…………

 

 

CFB

なべこじCallingのところの上手のあべふかラウ、去年は拳銃を構えたり、お互い指差しし合ったりしてたけど、今年もアイコンタクトしながら悪い顔して遊んでて可愛かった!!

あべさくハイタッチも健在!!

 

 

Movin'up

この曲の阿部くん、ずーーーっと目がえっち…!オタク殺しにかかってる………!!この曲も阿部くんパートは音程高めで、バチバチに踊るダンスと、甘〜い高音の歌声に脳がバグる。

 

「Fu fu」って息を吹きかけるみたいな振り付けが好きです!あと阿部くんがしゃがんで上下感動するところもCry outを彷彿とさせてめちゃくちゃシビれる…!

 

 

アンコール:ナミダの海を越えて行け〜オレンジ kiss〜D.D.

阿部くん考案「アイ(会い)アーチ」に乗っての曲!

 

このアイアーチ、とにかくめちゃくちゃデカくて高い😂!!!でもね、阿部くんが考案したと思うともうすべてが愛おしく思えるし、たとえそれが完璧なものでなかったとしても、阿部くんがそのときに出せる最大限の工夫と思いやりを感じるのは確かで。

前に「自分は全肯定オタクなのか」って話をつぶやいたことがあるのですが、やっぱり私は「全肯定」というより「未熟さや矛盾さえ、全部愛おしく思えてしまう」というのに尽きるなぁと。

 

阿部くんが学んだことがこうしてコンサートで活かされてることが何よりも嬉しいし、阿部くんがやりたいと思ったことが挑戦できる環境があることもすごくいいことだなぁって。これから来年、再来年と年数を重ねる中で、阿部くんの成長や変化を見れるような気がして今から本当に楽しみです!

 

 

 

以上感想でした!!

この後続くツアーも、Snow Manもスタッフの皆様も誰一人欠けることなく、無事完走できますように!

【スノラボ 城ホ 10/1昼・横アリ 10/5・10/6 ①】

いよいよ今年も始まりました、アリーナツアー!

まずは大阪、横アリの10公演お疲れ様でした💐

去年も楽しかったけど、今年は内容もさらにパワーアップしていて、めまぐるしい日々の中で、確実に力をつけている彼らは本当にすごいな〜と!

 

さてさて、記憶の新しいうちに感想を!(時間が経つと、メモに書いた自分の字が汚すぎて読めなくなる、というのもありますが笑)

そして毎度のことながら、ほぼ阿部くんの話です!笑

長くなってしまったので、MC前のセトリとMC以降で2回に分けて投稿します!

それではさっそく〜!!

 

 

構成

センステ以降の縦花、横花なし。外周あり。

アリトロ、スタトロあり。

 

 

髪型

途中サラストの日もあったらしいけど、大阪・横アリでは基本的に前髪を分けて上げるスタイルだった阿部くん。個人的に髪型にはこだわりがない方だけど、阿部くんの綺麗な目がしっかり見えるこの髪型、めちゃくちゃいいなぁと!

初日昼では終始左側に分けた髪の毛を煩わしそうにいじいじしていて、ちょっと邪魔そうにしてたのも可愛かった笑

 

 

衣装

今回の衣装は4種類!途中ジャケットを脱いだりしながらの計6パターン。

 

ブラザービートJUICY
→紅白のときの青×ピンク×ゴールドの衣装。ついこの間アクスタ戦争で戦ったばかりの衣装だったので、アクスタの阿部くんが人間になって飛び出してきたみたいで可愛かった笑。やっぱり胸についてる太陽のブローチが、気象予報士でもある阿部くんにぴったりのモチーフだし、踊るたびに少し長めにデザインされている腰元のプリーツが揺れるのが素敵だった!!

 
ミッドナイト・トレンディ〜HYPNOSIS
→9人色違い・バラバラのデザインのフォーマルスーツ(Brend New Smilleからジャケット脱ぎ)。阿部くんは緑色のベロア生地にゴールドの細かいドット柄。インナーには黒地にゴールドの刺繍が施されたベスト。首元にはシルバーっぽい光沢感のあるリボンタイ。黒白のエナメルシューズ。ドレッシーでレトロな感じがすごくよかった!
 
MC〜ガラライキュ
→白衣装(My Sweet Girlからジャケット脱ぎ)。

アウターはオールホワイトのダブルジャケット。インナーには白いロング丈のシャツ。首元はスカーフ?ハイネック?になっていて淡いピンク色。そこにシルバーのビジュー。ジャケットの肩に切れ目が入っていて、インナーの白シャツの肩に施された淡いピンク色が見え隠れするのが可愛かった!靴は首元と同じ淡いピンク色のベルベット素材のシューズ。他のメンバーも白×ペールトーンの組み合わせだったけど、ピンク担当は阿部くんと佐久間くん!
 
Tic Toc Toe〜アンコール
→黒衣装。黒地にゴールドのラメが施されたセットアップ。インナーはシンプルな黒タンク。首元に大きめのパールネックレス(←最高)。右手首にファー。

(そしてこちらの衣装、なんとラウが担当したとのこと!しかも彼らのセルフプロデュース力を鑑みて、あえて生地やコンセプトのみを決めるまでに留めたというから驚き!こんなに柔軟な発想力に満ちたラウ、本当に天才!)(誰担)

 

アンコール

大阪ではラストの黒衣装で出てきていたけど、横アリから(?)ツアートレーナーを着て登場!袖切ったりフードつけたりしてるメンバーもいたけど、阿部くんは加工なしのノーマルな着こなしで阿部くんらしく。胸に金具ですのチルつけてて可愛かった!

 

 

OP

今回のオープニング、もうめーーーーーちゃくちゃいい!音楽がたまらない!!ちょっとジャジーで、後半になるにつれて速度が上がる心理的効果バチバチのBGM。とにかく本当によくできてる!ポップな色彩感+ちょっと漫画チックな構成の映像と、そこから1曲目のブラザービートに繋がるのも天才だった!

 

 

ブラザービート

スクリーンの裏側から登場!からの9パラ!!涙

もうめちゃくちゃ感動した…!!スクリーンを制する9人かっこよかった!!

阿部くんは裏から颯爽と登場した後、右手を頭の上でパーにして、左手を腰、左足をぴょこんと曲げる超ポップなポーズをしてくれるんだけど、それがまさに「アイドル阿部くん」という感じがしてたまらなく好き!!

 

冒頭、隣でお茶目な動きをする舘さんに向かってニコニコ→舌ぺろしたり、目黒くんの「もう!」に沸く客席を見て楽しそうに笑ったり、途中上手から下手に1列になって移動するとき、先頭に立って飛行機みたいに両手を広げて移動したり。ずっと楽しそうな阿部くんが可愛かった!

 

途中スノープ(すべり台)でメンステのセット上からステージに降りてくるんだけど、初めて見たときはすごくときめいたし、滑り終わった後、お尻についてた(?)四角い布を投げるとこまでワンセットで好き!楽しい演出で最高だった!

 

 

Refresh

サビ前にクラクラ〜っと頭を上にあげる阿部くんがたまらん。「Mo すげー refresh」のときの顎を上げてちょっと見下ろすみたいな表情が好きです。

 

 

Grandeur

初日あまりにCO2がすごくて思わず笑ってしまった!笑

阿部くんも若干ニヤニヤしてて可愛かったけど、阿部くん自身はあんまり被害は受けてなさそう?(ふっかさんあたり髪の毛ツンツンになってましたよね笑)10/5は康二・ザ・スパイダーするとき、後ろに立つ佐久間くんのお顔を覗き込むように見上げてて可愛かった!あべさく!!

 

 

Wonderful!×Surprise!〜Snow World

客席と目一杯コミュニケーションをとる阿部くんに胸がいっぱいの2曲!

スノワでの「みんな〜会いたかったよ!会いたかったですか?ペンライト振って〜!」の阿部くんの元気いっぱいの煽りを聞いて、ツアー始まったな〜と実感!もはや毎年やりたい!スノワ、セトリの定番曲になってくれ!

 

 

JUICY

ここでリード曲もってくるのめちゃくちゃオシャレだったーーー!!!!

ところどころサラっと唇を触れる仕草がめちゃくちゃ艶っぽい…!あと、阿部くんが「🤙」を上に掲げるところ、他のメンバーよりも余韻(?)が長くて、陶酔している感じがしてすごくいいですよね…!(伝われ…!)

いわラウラップパートで上手から下手に可憐なターンを決めながら移動する阿部くんも最高の一言だった!

 

ちなみに諸説有りの、"ふっかさん「ブッブッブーなスカーイ」で阿部くん誰とアイコンタクトしてるの?論争” については未だわからず🤔 半分願望で対角線上の佐久間くんだと思ってるのですがいかがでしょうか?もし「わかったよ〜!」という方がいたらぜひ教えてください!

 

そしてもはや定番になりつつある2回目のバランすのダンス(阿部くんが下手2番目になるところ)で毎回グラつく阿部くんがとても好きでして!!笑(阿部くんも「おっとっと!」ってお顔しちゃってるしね😂)

めちゃくちゃ細かい話だけど、「君彼」の間奏で、周りにつられて足のステップがわからなくなっちゃう阿部くんとかも好きで…笑

普段かっこいいのに、ちょっと抜けてる阿部くんっていいですよね〜☺️

 

 

ミッドナイト・トレンディ

曲が始まる前のピアノ音楽がすごくいい。今回こういうちょっとした間に入ってくる音楽がとにかくオシャレで個人的にどタイプすぎた!

 

ミッドナイト・トレンディはスタンドマイク曲。スタンドの下に半円形の土台がついていて、グラグラと360度方向に「おきあがりこぼし」と同じ要領で稼働。スタンド部分はピンクの蛍光に発色。

 

もうこの曲の阿部くんがとにかくかっこよくてですね…涙  スタンドマイクを女性に見立てながら、愛おしそうに目で追ったり、八の字に眉を下げて優しい表情を向けたり、とにかく、ずっと、やばい……(あっ語彙力……)

 

初日の阿部くんはまるでソロステージかのように1人だけの世界に入り込んで、ギラギラしてて、眼差しもすごく真剣で…。ステージ上で輝く阿部くんにただただ虜だった…。

でもその後の横アリでは、前よりも少し余裕があるような表情してて、どちらもすごくよかったなぁと!(もしかして初日は少し緊張してたのかな?なんて思ったりしました!)

 

10/6夜は勢い余ってスタンドマイクを倒してしまったんだけど、可憐に踊りながら直していてさすが阿部くんだった!(でも結局、その瞬間こそはポーカーフェイスを貫いたものの、その後スタンドマイクを少し怪訝そうなお顔で見つめていた阿部くんがいてすごく可愛かったんですけどね!笑)

 

 

三部作:君彼〜僕彼〜僕に大切にされてね。

三部作きました〜!!(大歓喜)リミックスされた音楽、とてもよかった!

ガチャとかではなく、メンバー全員分の決め台詞があるのもオタクファーストな演出でありがたかった🙏

阿部くんの「ギュッとしてい?」が毎回振り切りまくってて素晴らしい…さすが鉄のハートを持つ男こと阿部くん。

 

そして「僕に大切にされてね。」の「かぼちゃの馬車」で左前輪を担当する阿部くん。毎回腰をかがめて前を見据えるがために、上目遣い×八の字眉になってるのが可愛くて癖になる!笑

 

あと何と言っても「僕に大切にされてね。」での阿部くんのスノープがもう素晴らしくて!!くるっと体を回転させながら、片手をついて軽々しく台の上に上がる阿部くん。そして「寒いよね。毛布かけようか。」でいたいけな眼差しを残しながらスノープを降りて………

 

そして!!ここからなんです!!!!!(突然の熱量)

スポットライトも当たっていない暗闇の中で、スノープを滑り終えた阿部くんが、床についた右手を軸に、左手を空中に舞わせるようにして、半回転しながら立ち上がるんです!!!!!!(涙)

こういう円盤では絶対に見れない瞬間があるからこそ、現場しか勝たん!ですよね。

スポットライトの中でキラキラしてる阿部くんも、暗転の中でギラギラしてる阿部くんも、全部全部大好きです。毎秒アイドルの阿部くん、やっぱりアイドルの大天才だ!

 

 

Toxic Girl

阿部くん担当のこの曲。阿部くんって「可愛い」とか「王道アイドル」みたいなパブリックイメージがあるにもかかわらず、去年のスパセクもそうだけど、本人は割とどセクシーな曲をやりたいタイプなのしんどいですよね…🤦🏻‍♀️

ラジオでも話してたけど、もともとは「オリエンタル」という通称で呼び合っていたToxic Girl(「”オリエンタル” という言葉の意味をご存知ですか?」の切り口から始めた阿部くんのプレゼン力の話はまた改めて話すことにして)。その名の通りちょっとエキゾチックで神秘的な魅力がある1曲。

 

曲が始まる前には、ステージのど真ん中で、その大きな手でお顔を覆い、上を向いて脱力する阿部くんがいて、何か見てはいけないものを見てしまったような気持ちになります…(震)

 

そしてこのステージ上部から円形に降りてくる白い紐の演出は阿部くん考案。初日昼公演、まだ阿部くん考案であることを知らされる前から、この演出を見た瞬間に「絶対阿部くんの演出だ…!」と確信してたんだけど、阿部くんってスパセクのときもそうであったように、「隠す」とか「囲う」みたいな表現好きでは…?ということに気づいて震えた。阿部くんの隠された変態性…👼(尊)

 

そしてさらに私が感心したのは、その形状と、「Toxic=毒」から「毒をもつクラゲ」を連想して「スノクラゲ」と命名した阿部くんで。翌日のWSには「スノクラゲ」の字とともにキャッチーにこの演出が紹介されていて、ただ演出を考案するだけでなく、話題性を得られるような名前をつけて、ファンやメディアの中に確実に浸透させていくところがさすがだなぁ!と。賢くて戦略的な阿部くんの仕事の仕方、本当に尊敬です!

 

少し見づらいんだけど、前半他メンバーのパートの間、スノクラゲの後ろで音楽にノる阿部くんがあまりに危なげで目を奪われるし、スノクラゲの中から客席の方へ手を差し伸べたり、膝をついて天を仰いだり、それこそ自分の世界の中で陶酔する阿部くんをただただ堪能する時間だった。

 

10/6には決め台詞の「You're so Toxic Girl」で、両手でスノクラゲの紐を手繰り寄せて、両ほほに沿わせるようにしてお顔を出していた阿部くん…!これはさすがにあざといぞ!!?!と思ったのも束の間、その直後、グラグラ〜って脱力しながらお顔を上に上げて、それがあまりにけしからんくてですね……とにかくめちゃくちゃ過激な阿部くんだった………

 

で!!!こっからがめちゃくちゃ阿部くんなんですけど!!!!笑

阿部くんすっごくかっこよく決めたのに、結局その両手に持ってた紐がマイクセットに全部絡まってしまってしまって、その後めちゃくちゃ焦ってて超可愛かったんです😭!!!笑(阿部くん晒してごめんね!笑)

目一杯に振り切ってかっこつける阿部くんも、ちょっとおっちょこな阿部くんも、同時に見れてしまうという奇跡の日だった…!偶然の産物に感謝🙏笑

 

 

Brand New Smille〜BOOM BOOM LIGHT〜From Today(城ホ)/ファンタナ(横アリ)〜HELLO HELLO

スタトロ曲!去年はなかったスタトロが復活!

オタクたちをバンバン撃ち落としていく阿部くんと、そんな阿部くんに次々とやられていくオタクたち。いや〜絶景でしたね👏笑

個人的には、これだけのファンサ業務をこなしながら自分のパートは絶対に忘れない阿部くんの手慣れた感じに興奮しました笑(独特)

 

 

 

と、以上前半の感想でした!

我ながらなっっっっがいな!!!!笑

MC以降はまた別で書くことにいたします!

それではまた!